2021/12/4
朝7時ごろに安栄観光のホームページを見ると石垣からの1便は運航決定してたけど、2.3便はまだ未定で決定が10:30頃。2便の出港は昼だけど、それに間に合うバスが8:05に上原港発。だから、波照間に行けるか分からない状態で大原港で待機しないといけない状況になってしまった。
波照間行けなかったらレンタカーで西表島を観光ようとは思ってたけど、やっぱりどうなるか分からない状況は不安になる。9時過ぎに大原港について1時間半。やっと決まった。波照間便運航！！！よかったー！
波照間便はめちゃくちゃ揺れてグロッキーになるらしいから、早めにお昼を食べてアネロンを飲もう。八重山そばをいただいた。パインもサービスしてくれた。
波照間便が到着。西表島から波照間行く人は私1人だった。笑 揺れそうだったから寝た。そしたら、お客様ー！到着しましたよー！と声かけられて目覚めた。そんなに爆睡してたのか！
全く揺れを感じずに波照間に到着！ラッキー！宿の方がお迎えに来てくれて車に乗り込む。今日からサトウキビの収穫が始まったらしい。12月に入って気温が下がってくると糖度が上がるから冬に収穫するそう。あと、サトウキビは刺し技で増やしていくらしい。
宿に到着して部屋を案内してもらった。予備部屋とは聞いてたけど、小屋の中にキッチンがついてて床に布団が直接敷いてある簡易的な作りだった。そして、隣の部屋の声が丸聞こえ。笑 ただ、部屋の中は木の匂いがしていい匂い。
早速電動自転車で日本最南端の地へ。行きたかった最南端。ついに来た！最南端に成人記念の石があった。なんかいいな。
星空観測タワーに行ってみたけど、凄い年季入ってた。昼間は中に入れなさそう。ここで星空を撮るのがいいんだろうけど、ちょっと遠いな。
商店で波照間島の黒糖アイスを買って食べた。最南端のアイス。それだけで特別な感じがする。
次にニシ浜に行った。太陽が傾き初めて夕日の色に近づいてる。海の色も少し暖かい色になっていた。ここはまだ軽石の被害がほとんどないから砂浜がめちゃくちゃきれい。やっぱり軽石がないきれいな砂浜を見ると気分がいい。
砂浜をずっと歩いて行くと岩が出てきて、それが鳥の形に見える。これ気づいた人どのぐらいいるのかな？いい感じの流木にカップルが座っていた。結構強風なのに半袖で寒くないのかな？と思いながら引き返した。
そこから自転車に乗ってしばらく行くと浜シタン群落というところに着いた。森の中を進んでいくと、プライベートビーチかと思うような小さめの浜に出た。木と海を両方楽しめる場所だ。ここについた時ちょうど夕日になっていて、雲は結構出てたけど、雲の隙間から見える夕日がとてもきれいだった。人もいないしのんびり夕日を眺めた。
晩ごはんはおでんが有名な〇〇に行った。オープン前だったけど、快く入れてくれた。おでんと焼うどんを食べたかったけど、どちらも量が多いとおばあが教えてくれたからおでんだけにした。出てきたおでんを見てびっくり。大皿に山盛り。まず目を引くのはテビチ。めちゃくちゃでかい。大根、こんにゃく、昆布、卵、ちくわ、厚揚げ、レタス。個人的にはレタスはびっくりだったけど、シャキシャキして美味しい。おでんにレタスありだな。
しばらくして、4人組が入ってきた。友達同士なのかなと思ったけど、どうやら同じ宿で一緒にごはん食べに行くことになったらしい。1人男性がいて、その人は波照間に何回も来たことがあるみたいで、波照間のことを女の子3人に教えまくっていた。その話を隣で聞いていて有力な情報を得た。
ひとつは波照間はダイビングよりもシュノーケル向きの海だということ。
ふたつめはランチ営業してると書いてある店でも空いてる日は少ないということ。商店でお弁当買って食べた方がいいらしい。
波照間の飲食店は地元の人も行くし店の数も少ないから予約しないと入れず、食料難民になるという話を聞いてたけど、今日は入れてよかった。
空は曇ってるし、星見えなさそうだと思って部屋でのんびりしてた。22:30頃にトイレで外に出る(部屋にトイレがない)と、星がめちゃくちゃ見えてた。雲なくなってるやん！！！急いでカメラ持って街灯がないところまで行って見た。満天の星とはこのことか。せっかくだし、最南端の碑まで行ってみようと思い、自転車に乗って向かった。真っ暗の道を自転車のライトの光だけで進む。満天の星の下を走っていく。先の見えない道を進む恐怖と、きれいな星を見られる嬉しさが混ざって不思議な感覚だった。誰かと一緒だともっと楽しかっただろうな。
最南端の碑に到着。もちろん誰もいない。星には詳しくないからオリオン座ぐらいしか分からないけど、遮る建物もなく見渡す限り星が見えるのは感動的だ。でも、やっぱり夏の方がいいんだな。次は天の川を見たい。帰りはひたすら恐怖。
明日は一周しよう。
